一言で「ライティング」と言ってもとさまざまなライティングがあります。
- Web(ブロガー、Webライター、Webデザイナー)
- 小説(小説家)
- 雑誌や新聞の記事(ジャーナリスト、ルポライター)
- ビジネス文書やビジネスメール(サラリーマン、経営者)
- 取扱説明書(テクニカルライター)
- 法律文書(法律家)
それぞれのライティングに様々な特徴があって技術的には非常に奥深いので、簡単に説明できるものではないのですが、今回は比較的どののライターにも共通するであろう文章の「発想」から「完成」までのプロセスのセオリーをご紹介したいと思います。
「思い浮かんだことを文章にするためのプロセス」
このプロセスは20年以上前に発行された「成川式 文章の書き方 (PHPビジネス新書)」で書かれている内容を自分なりにアレンジして記載していますが、この本は購入から20年経つ今でも手元に携帯する1冊です。(個人的におススメです)
※テーマがあらかじめ決まっている場合は省略可。
書き方やフレーズにこだわらずとにかく思い浮かぶことをそのまま書きます。関連性が無くてもいいので、思い浮かぶものが無くなるまでランダムに書き出します。
※テーマがあらかじめ決まっている場合は省略可。
書き出したものを読み直しながら、知識や興味にひっかかりがあれば印を付けます。印を付けた内容を調べてながらさらに書き出してそれぞれを関連付けながら書くべくテーマを決めます。
テーマに関しるストーリーを考えながら知らないことや知りたいことを質問にして書き出します。
既存の知識でライティングできる項目と調べなければライティング出来ない項目を整理して必要な項目を調査します。
見出し(タイトル)を決めます。明瞭な文章構造を作るための最初の一歩なので非常に重要な工程です。
必要な情報を調べたり、書く順番を考えたり、挿絵などの要否を検討しながら、実際に執筆していきます。
声に出して読むことが効果的ですが、最近では自動校正ツールなどを利用することも検討すべきです。
内容だけでなく読みやすさや全体の整合性も考えて校正結果を盛り込みます。
自分で行う場合は時間を置いて行うと良いですが、第三者による校閲が効果的です。
細部に注意しつつ精読しながら、校閲結果を盛り込みします。
やり残したことが無ければ完成です。
まとめ
- なんでも書き出す
- 情報を整理する
- 見出しを決める
- 下書きする
- 読み直す
- リライトする
- 完成
「読み手が小学生だと思って書けば自然とわかりやすい文章になる。」