8/12公開【RAIDの違いをシンプルにまとめた表】~HP Z640でRAID変換・解除したコラム付き~

【RufusでWindows11に簡単アップグレード】~図解で誰でも簡単にできます~

Rufusを使って簡単にWindows11にアップグレードすることができました。

Windows 10のサポート期限が2025 年 10 月までなので、システム要件を満たしていないけど何とかアップグレードしたい方に向けて情報共有します。

目次

アップグレードの流れ

  1. バックアップ
  2. ディスククリーンアップ
  3. Rufusダウンロード
  4. Windows11のISOイメージダウンロード
  5. インストール用USB作成
  6. アップデート

まずは何はともあれバックアップ

One Driveバックアップ画面
One Driveにバックアップしている場面

自分の場合は失敗したときは、クリーンインストールする覚悟を決めているため、基本的に必要なファイルをピックアップしてOneDriveに手動でバックアップする方法をとりました。

時間はかかりますが、一番容量を使わず、一番安価な方法だと思います。

バックアップの方法は様々ですが、専用ソフトをつかって、フルバックアップを取るのも全然ありです。

補足

補足しますと、私の場合は、その後SSD換装した際、Windows11をクリーンインストールしましたが、そのインストールの際、「以前の構成を復元しますか?」というような選択肢が出てくるので「はい」を選択すると、元のデスクトップが復元されました。

恐らくOneDriveで自動的にバックアップされていたものを使ってくれたのだろうと思います。(もっともアプリケーションのショートカットは実際にインストールしないと機能しませんので、あまり意味はないかもしれませんが、、、)

空き容量を作る

ディスクに十分な空き容量がある場合は問題ないですが、自分の場合はあまり余裕が無かったため、かなり苦労しました。

Windows 11へのアップグレードに必要な空き容量は、約65GBです。以下に詳細を説明します:

  • 最小要件:Windows 11の基本的なインストールには64GB以上のストレージが必要です
  • アップグレード時の追加容量:アップグレードプロセス中は、一時ファイルやバックアップのために追加の空き容量が必要になります。
  • 推奨空き容量:アップグレードを円滑に行うためには、少なくとも65GBの空き容量を確保することが推奨されています
  • クリーンアップ:アップグレード完了後、約10日後にWindows自動的に余分な空き容量をクリーンアップします。そのため、アップグレード後はストレージの使用量が減少します

今回は何とか空きを作りましたが、もう愛機のSSDはカツカツなので、また今度換装します。

PC正常性チェック

PC正常性チェックツールのダウンロード先

Windows
Windows 11 のご紹介:機能、外観、メリットなど | Microsoft Microsoft の最新バージョンの Windows、Windows 11 をご紹介します。お使いの PC を Windows 11 にアップグレードするか、どのデバイスに Windows 11 の機能が搭載されて...

実際にPC正常性チェックをしてみると

PC正常性チェック画面

私のPCはこんな感じでWindows11システム要件を満たしていないので、今回はRufusによるアップデートをやってみます。

まず確認してほしいこと

BIOSやUEFIの設定を変更することでTPM2.0を有効化できる場合もあるようです。
TPM2.0を有効化することができれば、Windows 11にアップグレードする要件を満たすことができるかもしれませんので、まず試してみたほうがいいでしょう。

と言いつつも自分は知らずにバイパスしてしまったので、詳しく解説されているページのリンクを貼っておきます↓
https://www.pc-koubou.jp/magazine/58616

Rufusを使わずに無理やりアップグレードする方法

こちらはレジストリを変更する公式のやり方です。ちょっと難易度が高くて、面倒な感じがするので、自分は試していません。

あわせて読みたい
Windows 11 をインストールする方法 - Microsoft サポート [設定] の [Windows Update] ページにアクセスするための推奨オプションなど、Windows 11 をインストールする方法をご覧ください。

次に、appraiserres.dllの中身を消してシステム要件をバイパスする方法です。その方法は下記のサイトが詳しそうですので、リンクを貼っておきます。

中小企業のためのIT解決コラム
【最新】古いパソコンでもWindows11 23H2にアップデートする方法 こんにちは。IT解決コラム編集部です。2023年11月1日(日本時間)よりWindows11 23H2がリリースされました。AI新機能「Copilot」が盛り込まれるなど、気になっている人も多...

Rufusを使ってWindows11にアップグレードする準備

Rufusをダウンロードする

あわせて読みたい
Rufus - 起動可能なUSBドライブを簡単に作成できます Rufus: Create bootable USB drives the easy way

RufusはWindows 11だけじゃなくて、様々なOSに対応しています。

Rufus対応OS
2024年7月7日 Rufus公式サイトキャプチャ画像
Rufusダウンロード
2024年7月7日 Rufus公式サイトキャプチャ画像

一番上の「rufus-4.5.exe」を選べばOK。

Windows11のISOイメージをダウンロードする

あわせて読みたい
STEP
「Windows 11 (multi-edition ISO)」を選んで[ダウンロード]をクリック
STEP
「日本語」を選んで[確認]をクリック
「Windows 11 (multi-edition ISO)」を選んで[ダウンロード]
STEP
[64-bitダウンロード]をクリック
[64-bitダウンロード]をクリック

Rufusを使ってインストール用のUSBを作る

最低8GBのUSBメディアを用意して、PCに差し込んでください。

STEP
用意したUSBメディアが「デバイス」に表示されていることを確認して、[選択]をクリック
選択ボタン
STEP
ダウンロードしたWindows 11のISOイメージを選ぶ
Windows 11のISOイメージ
STEP
[スタート]をクリック
確認ポイント
  • 現在使っているPCの「パーテーション構成」がGPTでなく、MBRの場合はここで「MBR」を選んでください。
  • また、UEFIでなくレガシーBIOSを使用している場合は「BIOS(またはUEFI-CSM)」を選んでください。
Rufus設定画面
STEP
[OK]をクリック

「4GB以上のRAM、セキュアブート及びTPM2.0の要件を削除」にレ点が入っていることを確認してください。
自分の環境の場合は、「オンラインアカウントの要件を削除」にも最初からレ点が入っていたので、これは削除しました。

Windows 11インストール要件の削除



STEP
インストールメディア完成!
インストールメディア完成

アップグレードを開始する

これでメディアが完成したので、USBのドライブの中の「setup.exe」をクリックするとWindows 11へのアップグレードが始まります。

まとめ

以上で古いPCもアップグレードができるはずです。

自分は、それぞれのアプリとの相性等トラブルも覚悟していましたが、今のところ問題無く動いています。
ただし、メモリは8GBなので、Windows 11を快適に動作させるには役不足です。正直動作が重いです。

また、TPMが1.2なのでWindows 11にアップグレードできたとしても、今後のセキュリティアップデートを受けられるかどうか、またちゃんと機能するかどうか、定かではありません。

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