8/12公開【RAIDの違いをシンプルにまとめた表】~HP Z640でRAID変換・解除したコラム付き~

トリセツ屋が作る『文書作成ソフト比較表2022』~なぜWord(ワード)を使うのか?~

Microsoft Word起動画面

MS-Wordの他に良いソフトは無いのだろうかという方のために今まで私が使ったことのある文書作成ソフトの比較表を最新の情報を調べながら作りましたのでご参考までにどうぞ。

目次

文書作成ソフト比較

文書を作成するための代表的なツールはMS-Wordですが、専門的なツールがほかにもいくつか存在します。

まず、Wordとよく比較されるのは同じワープロソフトです。

  • 一太郎
  • Googleドキュメント

また、チラシやカタログ、取説など、出版物を扱う場合は、AdobeのDTP関連のソフトと比較されることもあります。

  • Adobe Indesign
  • Adobe FrameMaker

※一太郎は、株式会社ジャストシステムの登録商標です。
※Googleドキュメントロゴは、Google LLCの商標または登録商標です。
※Adobe、Adobeロゴ、Adobe IndesignおよびAdobe FrameMakerは、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の商標です。

作成する文書ごとの適正ソフト

スクロールできます
作成文書WordGoogleドキュメント一太郎InDesignFrameMaker
手順書や基準書××
請求書や見積書××
案内状や紹介状××
メールや手紙××
マニュアルや取扱説明書×
小説など縦書き文書×
チラシやカタログ××
雑誌やフリーペーパー××
Webサイトやブログの作成×××
CCMS対応××××

※CCMS 【Component Content Management System】:主にXML をベースとしたDITA(Darwin Information Typing Architecture)で構築されるマニュアル制作や文書管理のシステム。

Adobe InDesignが印刷に強かったり、Adobe Frame Makerは構造化文書に強かったり、それぞれ長所と短所があるため一概にどれがベストとは言えませんが、Wordと一太郎は比較的どのような文書にも対応できます。

機能ごとの比較

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機能WordGoogleドキュメント一太郎InDesignFrameMaker
校閲機能××
翻訳機能×××
文書管理機能××
文字装飾機能×
作図機能××
レイアウト機能×
テンプレート(マスター)機能×
スマホアプリ×××
素材××××
構造化機能

Wordを選ぶ理由

取説制作が仕事の自分の場合はもちろん普段から仕事でWordを使うわけですが、自宅でもMicrosoft Office 365 Personalの有料アカウントを使用しています。自宅では4台のPCをLANで繋いで使っていて、データのやり取りのためにPCをいちいち起動するのが非常に面倒だったのですが、付属する1TBのクラウドストレージである「One Drive」を共有保管場所にすることでかなり時短になったと思います。

そんな感じで自分の場合はWordというよりもOne Driveで選んでいるのですが、仕事でお付き合いさせていただいた様々な企業様においても取説制作現場ではWordの使用率が一番高いです。

Wordを選ぶ理由は様々あると思いますが、主に取説制作でWordが選ばれる理由は以下です。

  • 使用者が多いためデータ共有がしやすい(標準化しやすい)
  • 操作説明などの情報が多いため調べるのが容易(教育なしで誰でも使える)
  • やり方を突き詰めればできないことがほとんどない(印刷など商用利用にも耐え得る)
  • 柔軟な表現が可能(用途が異なる様々な文書を表現できる)

ただし、機能的には十分なWordですが、動作が重いし、配置した図やテキストがズレるし、意図したとおりに制御できないというやっかいな問題もたびたび起こります。

当サイトでは、そんなWordの使いにくい部分や便利な機能などについての記事をどんどん追加していく予定ですので、宜しければまた見に来てくださいませ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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